COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/08/27

書斎の大きさについて

読書をしたり、在宅でお仕事をされる方にとって、自身の書斎を持つことは憧れの一つですよね。家族が多くなれば一人になれる空間や、静かに過ごせる時間が欲しくなったりしてくることでしょう。それは書斎を持つことで、誰にも邪魔されない自分だけの空間を作ることができるのです。いま新築を計画する際に書斎を持とうか迷っている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

1畳からでもお洒落な書斎は作れる
新築を建てるなら書斎が欲しい。でもパートナーに「そんな場所は取れない!」と言われるのではないかと、諦めてはいませんか?実は書斎を持つのに必要なスペースはたったの2畳で充分なんです。それに書斎というのは広すぎても書斎っぽくありません。さらに言えば一畳だって書斎は作れてしまうので心配は無用です。それでは書斎の大きさによって、どのようなレイアウトができるのか見ていきましょう。

コンパクトな書斎
驚きかもしれませんが、書斎は最低1畳さえあれば作れてしまいます。「本や書類を沢山収納したい」という方であれば、もう少し広いほうが良いかもしれませんが、デスクにパソコンを置いて作業する程度でしたら、1畳でも立派な個室の完成です。広くはないですが、狭いからこそ集中できるというメリットもあるのでコストパフォーマンスはいいですね。

2畳でもできる快適な書斎
おすすめは2畳の書斎です。理由は120cm幅という、作業用にはちょうど良いデスクを設置することが出来るからです。さらにデスクの反対側にも一畳分のスペースがあるので個室としても充分快適に過ごすことが可能です。「広いと家族に反対されてしまう。だけど狭すぎるのはイヤ。」という方には是非2畳で書斎をつくることをオススメします。

広く使いたい3畳以上の書斎
在宅ワークでほとんどの時間を書斎で過ごす方や、狭い空間だと逆に居心地が悪いと思われる方は3畳以上の書斎がおすすめです。3畳以上あれば、本を沢山置いたり、ギターを弾いたり、コレクションを並べるなど、個室としての機能はほぼ完璧なのではないでしょうか。半分自分の趣味部屋のような感覚で過ごすことができるのもいいですね。

これまでの書斎と言えば、「厳格なお父さんがいる部屋」と言うイメージが強かったですが、最近では単なる仕事部屋から、落ち着くためだけの空間など、様々な用途として書斎が使われています。自分だけの空間という視点で、具体的に何がしたいかをまずは考えましょう。書斎の使われ方が、変わりつつある今だからこそ、誰でも自宅に取り入れやすくなっているともいえます。この機会にぜひ、あなたの個性を生かしてオリジナルな空間作りに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。