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資金(ローン)
2022/12/24

 住宅ローンの金利について

固定金利、変動金利のメリット・デメリット住宅ローンを組む際にまず重要なのが金利です。金利は固定金利と変動金利の大きく2つに分けられます。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう!

固定金利と変動金利のメリットデメリット
固定金利のメリットは、毎月の返済額が変わらないので、毎月の支出が計算しやすくなるローンを借りる際に総借入額が決定する点です。一方、デメリットは金利が変動金利より高いため、同じ月々返済額でも変動金利より借りられる額が少ない今後低金利が続いた際に割高になる点です。変動金利のメリットは固定金利に比べ金利が安いため、月々の返済を抑えられる月々の返済額が同じでも固定金利より多く借りられる点で、デメリットは、金利が上昇した場合に支払額が上がる可能性があるローンを借りている間にも総借入額が変動する点です。このように金利によって特徴が大きく違います。固定金利と変動金利の両方を組み合わせた商品などもございますのでお客様の状態にあったプランを選ぶことが重要です!
日銀の金融緩和政策修正で住宅ローン金利は上がる?
2022年12月20日、日銀が長期金利の上限をこれまでの0.25%から0.50%へと引き上げると発表しました。長期金利の上昇が主に影響すると考えられるのが、住宅ローンの固定金利です。固定金利は、銀行など金融機関が長期金利をもとに決定しています。長期金利が上がれば、銀行が資金調達をする為の金利が高くなる為、住宅ローンを貸し出す金利にも影響する可能性があります。ただ、すでに固定金利で住宅ローンを借り入れている人は借入時の金利で固定されていますから、市場の金利が上がっても借入金利が上がることはありません。しかし、これから新規で借り入れる場合は要注意です。住宅ローンの金利は銀行が毎月決定しており、基本的には年内に借り入れれば12月1日に決定した金利水準が適用されます。しかし来月になれば見直されるおそれがあります。これから計画する方はしっかり動向をみていきましょう。