COLUMN お役立ちコラム

資金(ローン)
2022/02/11

住宅ローンの繰り上げ返済 メリットとデメリット

繰り上げ返済をすることによる最大のメリットは、支払う利息を減らせることです。

繰り上げ返済のメリットについて、タイプ別にご紹介いたします!

期間短縮型について

この方式のメリットは、借り入れ当初に予定していた期間より完済が早くなることです。会社員の方が住宅ローンを組むときに一番気になるのは、「定年までにローンを完済できるか」という点ですよね。退職金をローンの残債にあてる人もいますが、老後の資金を考えるとあまり望ましくはありません。そこで、ボーナスなどの余裕資金を使って繰り上げ返済をすることで、完済時期を早めるのが有効です。

返済額軽減型について

この方式のメリットは、月々の返済額が減るため家計が安定することです。期間短縮型と違って完済の時期は変わりませんが、返済額が減ることで精神的にも余裕が生まれます。この方式で繰り上げ返済の金額が少ないと、毎月の返済額は数千円しか減らない場合も。

しかし、それが10年以上続くと意外と大きな効果をもたらします。

また、もともと25年や30年、35年などの長期でローンを組んでいる場合も、月々の返済額が高くなりがちなため、後でじわじわと効果を発揮します。

ただし、繰り上げ返済にはデメリットもあるので注意が必要です。

繰り上げ返済をするとローン残高は大幅に減りますが、自由に使えるお金は減ってしまいます。長い人生では急に数十万円単位のお金が必要になることもありますので、手元資金が少ないと、いざという時に足りなくなってしまうリスクがあるのです。

そのような事態に備えて、半年から1年くらいの生活費は手元資金として確保しておいた方が無難です。この資金を蓄えた上で、余裕があれば繰り上げ返済を検討すれば良いでしょう。

繰り上げ返済の手続きをするときに、手数料がかかる場合があることもデメリットの1つです。せっかくローンを早く返したいのに、手数料がかかってしまっては損をした気分になってしまいますよね。ただ、インターネットによる繰り上げ返済は無料になっている金融機関が多いので、ネットで手続きすることを強くオススメします!

長いローン返済も、うまく繰り上げ返済を使ってなるべく負担を減らしていけます♪

お家のこと、ローンのこと、ご不安なことがあればいつでも BLOOMY HOUSE にご相談ください(^^♪