COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/05/07

リビング照明に適した色は?

リビングは家族が集まる部屋のひとつなので、照明にもこだわりたいものです。しかし、リビングの照明には、どのような色が適しているのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。照明の色は、気持ちにも影響を与えるので慎重に選びましょう。

照明の色は3種類

照明の色は大きく分けると3種類です。照明の色によってインテリアの印象を変えられますし、リビングで過ごす人の感情にも影響を与えるようです。それぞれの色の特徴を把握して、リビングに合った照明を設置しましょう。

電球色

電球色とは暖かみのある暖色系の色で、柔らかで落ち着いた印象も与えます。また暖色系は目を休ませる効果を期待できるので、リラックスしたい方に向いているでしょう。

昼白色

昼白色は青みがかった白い色で、他の色に比べて強い光を放ちます。昼白色なら部屋全体を明るく照らせるため、本を読むときやパソコンを使うときに便利でしょう。また、脳を活性化させる効果もあるため、集中して勉強したい方にも向いています。

温白色

温白色は太陽光に近い色で、3つの光のうち人間にとって最も慣れた色といえます。電球色はオレンジ、昼白色は青といった色が入っていますが、温白色には色がなく、白いニュートラルな光で部屋を照らします。そのため、昼間に目にするのと同じ感覚でリビングのインテリアを見られるでしょう。一方で、照明の色で部屋の雰囲気を変えるのは難しいでしょう。

リラックスした空間にしたい方は電球色がおすすめ

リビングをリラックスする場所として利用する方は、暖かみのある電球色がおすすめです。電球色は目に優しい光で部屋を照らします。特に、就寝前にリビングでくつろぐ方は電球色がよいでしょう。就寝前に電球色の下で過ごす人は、蛍光灯の昼光色で過ごす人よりも深い眠りの時間が長くなり、朝の目覚めもスッキリすると言われます。

調色機能や調光機能でリビングを快適にする

調色機能が付いた照明ならシーンに応じて電球の色を変えられるため、リビングを快適な空間として演出できるでしょう。また調光機能の付いた照明なら、用途や目的に合わせて光量調節もできます。食事のときは光を強めにして食後の時間帯は光を弱めにするという使い方ができるでしょう。

おしゃれな空間づくりをする上で、壁紙や床色だけでなく照明の使い方もポイントになってきます!
リビングでどんな過ごし方をしたいのかをイメージしながらお家を考えていきましょう♪

画像 パナソニックHPより引用