COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/08/06

収納について

間取りを考えていく中で収納がどこに必要か考えるのはとても重要です。何をしまうための収納なのかによってサイズや収納の中の棚が変わってきます。今回は収納の中の棚について説明していきます。

枕棚とパイプ
これは枕棚と呼ばれる目線より高めの位置に棚をつけ、その下にハンガーがかけられるパイプがついているものです。一般的なCLがこれにあたります。服を収納する各部屋のクローゼットやファミリークローゼットなどはこちらの棚にしておくと使いやすいです。

中段と枕棚
こちらはおなかや腰のあたりに中段といわれる棚と、目線より少し上に枕棚といわれる棚がついている状態で一般的な押入のようなイメージです。上の段と下の段に分けて物をしまえるので、収納力は上がります。ただ掃除機や扇風機など高さのあるものを収納する際は、中段を床から何センチの高さに設置するかを決めておかないと高さが足りなくてしまえなくなることもあります。しまおうと思っているものをしっかりイメージして中段の高さを決めるのが大切です。

可動棚
これは一般的にパントリーやシューズクロークで使われることが多い棚です。名前の通り棚板を自由に移動させ、収納するものの高さに合わせて棚の高さを変えることができるものになっております。比較的小さいものや軽いもの、細かいものを収納する際に、きれいに収納することができます。

このように収納といっても中の棚をどうするかでしまえるものが大きく変わってきます。今のお住まいだと収納が全然足りないと不満に思われて新築を考える方もとても多いです。新しいお家では収納が足りなくて困る!ということがないように、どこに何をしまうための収納が必要かを考えながら間取りを決めることが大切です。

これから新築をお考えの方は参考にしてみてください!