COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/06/04

家づくりをスムーズに進めるには

家づくりというと、展示場や土地など、とにかくたくさん見て回った方が失敗しないだろう。そう思われている方も多いかもしれません。しかし、たくさん見ればよいというわけではありません。

今回は「これだけは押さえてほしい」という家づくりのポイントをお話したいと思います。

自分たちの理想の暮らしは?
住宅展示場やインターネットには、様々なヒントが溢れている為、それをみて「〇〇展示場のような吹き抜けが欲しい」「△△のHPに載っているようなシューズルームが欲しい」「何でもしまえる大容量のロフトが欲しい」とイメージを膨らませることはとても大事です。しかし、事前準備をしていなければ、本当に自分たちに必要なのか?それで本当に自分たちの暮らしは豊かになるのか?を見逃してしまうかもしれません。さらに、お客様から「収納が〇帖ほしい」と注文されれば、住宅会社は「はい分かりました」と、何を収納するか確認せずに、そのまま間取りが出来上がってしまうことも考えられます。そうならない為にも、まず初めに、ご家族で考えてみてほしいことがあります。それは、「今の暮らしの不満」や「こういう風に暮らしたい」という希望を具体的に書き出してみることです。
不満を必ず解消しよう
たとえば、今のおうちでで「収納スペースが少ない」ことが不満であれば、何をしまうスペースが足りないのか、もっとどんな収納があるといいのか、を箇条書きでいいので書き出してみてください。「使い勝手が悪い」と思っている場合は、どの部分が使いづらいのか。たとえば「洗濯機と、物干スペースが離れている」と、なるべく具体的に考えてみましょう。その上で、展示場見学をスタートし、「その家に自分たちが住むとしたら・・・」という視点で見学してみてください。そういった具体的なお話を伺えると、私たちもプロとして、そのお客様には、どんな工夫をすれば暮らしやすくなるか、より細やかに考えてご提案することができます。家事のしやすさや、収納の使い勝手の良さ、生活動線など、トータルで私たちがご提案いたします。