COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/11/26

ファミリークローゼットのメリット・デメリット

ファミリークローゼットとは家族全員分の衣類や荷物を1か所に収納できるようにした大きめのクローゼットです。子育て世代のご家族からのご要望がおおいファミリークローゼットのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット①:家事導線や生活導線を楽にすることができる

ファミリークローゼットがあることで取り込んだ洗濯物を各部屋のクローゼットをまわって収納する必要がなく、1か所ですべての洗濯物を収納することができます。またファミリークローゼットを洗面室やランドリールームの近くに設置するとより家事導線を楽にすることができます。

メリット②:部屋が散らかりにくい

服を選んで着替えたり、出かける準備をする場所がファミリークローゼットになるので、脱いだ服やカバンがリビングや居室に散らかることを防げます。また、玄関からリビングまでの導線にファミリークローゼットがあれば、コートやバッグ、ランドセルなどもリビングに持ち込む前に片付けられ為、生活動線も楽にすることができます。

メリット③:各居室の収納スペースを抑えられる

洋服はファミリークローゼットに収納できるため、各部屋の収納に余裕ができ、部屋をすっきりさせる気音ができます。また洋服をしまう必要がない分各部屋の収納をあらかじめ小さくしてほかのスペースを使うこともできます。

デメリット①:スペースが必要

家族全員分の服やカバンを収納するスペースなので、ある程度の広さが必要です。1階に設置することが多いため、間取りやプランによってはLDKスペースが小さくなる場合もあります。家族の人数、収納する量と家自体の広さに合わせて、ファミリークローゼットの広さを調整する必要があります。

デメリット②:子どもが大きくなった時に使いづらくなる場合がある

子供が大きくなり、学校に行くようになると朝の準備の時間が重なってファミリークローゼットが混雑してしまったり、家族が同じ場所で支度や着替えをすることを嫌がったりする場合もあります。

ファミリークローゼットをお考えの際は、お子さんが大きくなった時のことも頭に入れて、必要なスペースと設置する場所をしっかり考えながら間取りに反映することが大切です。メリット・デメリットをふまえながらお家づくりの際には参考にしてみてください♪