COLUMN お役立ちコラム

建物・家づくり
2022/11/19

ウッドデッキのメリット・デメリット

ウッドデッキを設置することで、住宅が洗練されたイメージになるだけではなく、スペースが広がることで生活や遊びの際に活用できるようになります。今回は、庭先にウッドデッキを設置することにより、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。お家を建てる際の判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。

メリット①
コミュニケーションスペースや遊ぶスペースとして活用できる

椅子やテーブルが設置できる大きいサイズのウッドデッキであれば、家族が団らんできるコミュニケーションスペースとして活用できます。具体的には、自宅にいながらキャンプができる「お庭キャンプ」やバーベキューなどのイベントが楽しめるようになります。

メリット②
洗濯物を干すスペースとして活用できる

ウッドデッキは洗濯物を干す際のスペースとしても活用できます。ウッドデッキを設置することにより、家の外に出てすぐに洗濯物が干せるようになるため、家事の時間を短縮したい場合は特に便利です。ほかにも、雨が降ってきた際にすぐに洗濯物を取り込めることもウッドデッキのメリットだといえます。

メリット③
屋外の作業の際に活用できる

ウッドデッキは、ガーデニングやDIY、草取りといった屋外の作業の際も活躍します。ガーデニングや草取りの際は、ウッドデッキに園芸用品や草取りの道具をおくことで作業がしやすくなり、DIYの際も木材置き場や工具置き場として使うことができるでしょう。また、屋外の作業は重労働で疲れやすいため、作業時間が長くなる場合は休憩を取ることもできます。

LIXILが販売している樹脂製のウッドデッキ。 天然の木材のウッドデッキとは違い、人工木の樹脂製ウッドデッキなので、メンテナンスがとても楽な商品です。

デメリット①
定期的なメンテナンスが必要になる

ウッドデッキは木材で作られているため、雨風や強い日光によって次第に劣化します。雨風によって木材が濡れている場合は脆くなりやすく、空気が乾燥している場合はひび割れができやすくなるのです。そのため、ウッドデッキを維持するためには、コーティングや木材の張替え、ブラシがけといったメンテナンスを定期的に行わなければなりません。ウッドデッキにはさまざまな種類があるので、劣化しにくい素材を使ったタイプやメンテナンスがしやすいタイプを選ぶことも視野にいれましょう。

デメリット②
害虫や菌が繁殖する可能性がある

水に塗れた状態のウッドデッキを放置すると、湿った木材を好む害虫や菌が繁殖することもあります。害虫や菌が繁殖すると、ウッドデッキの寿命が縮まるだけではなく、ウッドデッキに乗った際に壊れてしまうことでケガに繋がることもあるでしょう。ウッドデッキに繁殖した害虫や菌は個人で取り除くことは難しいため、異変を感じたら速やかに害虫駆除業者に連絡しましょう。

デメリット③
ウッドデッキの下の掃除が難しい

ウッドデッキを設置する際は、家の床の高さとウッドデッキの高さをあわせることが一般的です。そのため、ウッドデッキと庭の地面の間には隙間ができますが、このスペースは非常に狭く手が届きにくいことから、掃除されずに放置されることがよくあります。しかし、掃除をせずに放置してしまうと、ウッドデッキの下に雑草が繁殖することやクモの巣が作られるといったトラブルに発展することも多いので、定期的に掃除をすることが必要です。

いかがでしたでしょうか。ウッドデッキは敷地内のスペースを有効活用できるといったメリットがあるため、コミュニケーションスペースや洗濯物を干すスペースなどに活用できます。しかし、ウッドデッキは時間の経過とともに劣化するので、維持するためには定期的な掃除やコーティングといったメンテナンスが必要になることは覚えておきましょう。