夏は暑く冬は寒い一年中を快適に過ごすための住環境はとても大切ですよね。
今回はそんな住み心地やおうちにとってはとても大切な小屋裏換気についてご紹介します♪
◆小屋裏換気の目的
①室内の快適性向上
夏の小屋裏は強い日差しの影響で60~70℃くらいまで温度が上がります。これだけ高温になると、天井に断熱材が敷き詰めてあっても室内に熱が伝わり、室温まで上昇してしまい、冷房の効きも悪くなります。軒裏換気などで小屋裏内の熱を屋外に排出すれば、小屋裏の温度上昇をおさえられます。
②小屋裏内での結露予防
空気は暖かいと上へ、冷たいと下へ移動する性質があります。そのため、冬の室内の湿気を含んだ暖かい空気は天井のほうへと上がっていき、最後には小屋裏に辿りつきます。
このとき、軒裏換気が設置されていないと、湿気を含んだ暖かい空気は小屋裏にとどまることになり、結露の原因となります。冷え切った野地板や屋根垂木などに触れた際、含んでいた湿気が水滴として現れます。水分の付着を繰り返すと木材は徐々に腐朽が進み、当然ながら屋根の耐久性にも悪影響が及び、今度は雨漏りなどの障害が拡大する可能性もあります。室内から結露の原因となる暖かく湿った空気が上がってきても、それを屋外に逃がす仕組みがあれば安心です♪
以上、小屋裏換気についてした!
こういったお家に大切な仕様などしっかりお伝えしながら、お客様とお家づくりを進めさせていただきますのでご安心ください♪
その他おうちの換気について気になることなどありましたら、どんな些細なことでも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。