最近、お客様から「住宅ローンをネット銀行で申し込むことはできますか？」「ネット銀行っていいですか？」といったご質問をよくいただきます。

ネットで完結し、楽なイメージがあるネット銀行ですが、住宅ローンを組む目線でメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

メリット

・手続きがWEBでできるので、銀行が空いている時間に行く必要がなく、平日時間が取れない人でも簡単に申し込みができる

・金利が低く設定されている

　→ネット銀行のため店舗の維持費や人件費が不要な分、金利が低いことをうたっているネット銀行が多いです。ただ、市中銀行であっても低金利の商品が出ていたり、給与振り込みやアプリを取得することで金利を下げたりすることも可能です。

デメリット

・つなぎ融資がない銀行が多い

　→住宅を建築する場合、土地の購入費用、着工金、中間金などいくつかに分けて支払のタイミングが発生します。住宅ローンの借り入れができるのは家が完成してからになるため、そのずれを補うために使う一時的なローンがつなぎ融資です。つなぎ融資の対応がない銀行の場合、自己資金で対応するか、他の会社のローンを利用しないといけなくなります。

・審査が厳しい傾向にある

　→机上の書類だけでの審査となるため、条件が高めに設定されていることが多いです。

　　例えばご年収が400万以上という条件のネット銀行もありますが、市中銀行の場合、400万円以下でも借入が可能です

・窓口や担当者がいないため困ったことやわからないことを聞きづらい

　→住宅ローンは初めて組む人がほとんどで金額も大きく、手続きや必要書類も多いため、1人ではわからないことや不安なことが出てくることがほとんどです。

その場合にコールセンターやWEBでの質問ではなく対応してもらえる窓口や、相談できる担当者がいることは安心につながります。

住宅ローンを組む銀行はお客様の条件や希望で最終決定をしますが内容や条件をしっかり理解したうえで選ぶことが大切です！